33JCジムニー耐久レース レギュレーション
33JCジムニー耐久レース レギュレーション
2016年7月15日
1.レースの概要
1)目的
(1)ジムニーを至愛し、その素晴らしさを共有する仲間に伝えることを目的とする。
(2)ジムニーを通じて四輪駆動車の発展振興と次世代の自動車ユーザーへの安全運転及び
技術向上等の啓蒙活動を行い、自動車社会の発展に貢献する。
2)大会名称
ジムニー耐久レース
3)主催者 および 運営組織
(1)日本ジムニークラブ 本部(在 浜松市)と全国各支部が主催する。
競技は、日本ジムニークラブの中から選出された競技運営委員長と競技運営委員で
組織される、競技運営委員会により運営される。
(2)エントリー申込先
◆郵便での申込先 〒432-8691 浜松西郵便局私書箱11号 日本ジムニークラブ
◆メール/faxでの申込先・問合せ先
js-garage@navy.plala.or.jp
Tel/Fax 053-432-4159 ジェイズガレージ 三浦(浜松支部)
(問合せの場合、なるべく電話番号明記の上、メールにてお願いします)
◆参加費振込先 浜松信用金庫蜆塚支店 普通口座468351 日本ジムニークラブ
4)開催場所
浜松市北区春野町 秋葉オートキャンプ場内特設コース(※)
※JCJ公式ホームページで正式に案内する。
5)参加者(※)の承認事項
※参加者とは競技者、観客、オフィシャル等この競技に関わるすべての人を指す。
(1)会場周辺への配慮
①会場周辺の交通状況、住民に配慮し、交通ルール・マナーを厳守する。
当然ながら、飲酒運転は絶対にしない。
②早朝、深夜の移動の際には騒音に対し特に配慮する。
③会場内での移動は砂埃、飛び石等を発生させないよう徐行する。
④直火は禁止。火を使う場合はコンロまたはそれに準じる器具を使用する。
⑤ゴミは参加者が地元まで持ち帰る。
⑥乗り物の不要な運転禁止。(ATV、オートバイ等も含む)
(2)損害の補償
参加車両や備品の破損・盗難・紛失、また会場施設や器具を破損した場合の補償は、
いかなる理由においても、主催者はその責務を負わない。
2.競技の概要
1)日程
(1)ジムニー耐久レースはスズキ製の四輪駆動自動車による耐久レースである。
開催日: 予選 10月22日(土) 14:30~16:30
本戦 10月23日(日) 10:00~10:45
(2)エントリー受付期間は8月29(月)~9月30日(金)とし、詳細はJCJ公式ホームページ、
又はそれに代わる媒体(SUPER SUZY等)にて発表する。
エントリー受付台数は先着30台とし、エントリーフィ5,000円の入金を以って受付完了とする。
2)ドライバー
(1)会員継続手続きをしたJCJ会員かつ支部会員のみが出走できる。ただし、競技運営委員長が
特別に認めた者の出走を認める。
(2)ドライバーの登録は3名までとする。
(3)ドライバーの交代はピットエリア内のみとする。
3)クラス分け
(1)クラス分けは行わない。ただし初心者対象のミニレースを別途行う。
(2)トロフィー・カップ等の賞典はない
4)車検
(1)予選前に車検を実施する。参加車両とドライバーは、主催者が指定する車検受付時間内に必ず
ヘルメット・グローブを準備して会場内で待機すること。本人の都合により車検を受けられな
かったエントラントは原則失格とする。
(2)すべての競技車両は、決勝レース終了後にピットにて待機し、オフィシャルの車両確認終了
後にピットから出ることができる。
5)予選
(1)予選は主催者が指示する順に各車走行し、所定のコース走行に要するタイムを計測する。
(2)本戦のスタート順は予選の測定タイムの早い順とし、予選不出走の場合は最後尾スタートと
する。不出走車が複数の場合はエントリーフィの入金の早い順とする。
(3)予選結果(=スタート順)は予選当日中に本部前に掲示される。
6)本戦
(1)本戦のスタート30分前にドライバーは、参加車両を主催者の指示する待機場所に並べること。
(2)本戦の競技時間はスタートから45分間経過後ゴールラインを通過するまでである。
(3)赤旗によるレース中断中の時間も競技時間に含める。
7)ピット
(1)ピットまたは車両に1本以上の有効な消火器を配置すること。
(2)ピットレーンでは速やかに減速し、ピットエリア内は時速10km/h以下で走行すること。
(3)ピットエリアには競技車両のみ駐車できる。
(4)ピットエリアからコースへの進入は、オフィシャルの指示に従うこと。
3.競技規則
1)スタート及び賞典順位の決定
(1)競技運営委員長の合図により、先導車の先導でコースに入る。
(2)先導車による先導中は、追い越しを禁止する。ただし故障などで隊列から離れた車両に対する
追い越しを除く。
(3)先導車がピットレーンに退避した時点より、レースをスタートする。(ローリングスタート)
(4)スタート後45分間経過後に先頭車両がゴールラインを通過するまでの総走行距離において、
完走し且つ周回数が多いもの、同一周回の場合は先にゴールしたものを上位とする。
ただし、完走とは、チェッカーフラッグを受け、且つ1位車両の周回数の半分以上を周回した
車両とする。
(5)完走できなかった車両は完走した車両よりも下位とする。
2)オフィシャル(競技運営委員)の指示について
(1)受付から競技終了までの全ての運営について、ドライバーをはじめとする競技参加者は
オフィシャルの指示に従わなければならない。
(2)レスキューはオフィシャルによってのみ行われ、ドライバーはオフィシャルの指示に従わな
ければならない。
(3)自力走行不可能とドライバーが判断したときは速やかに両腕でクロス(バッテンマーク)を
作り、リタイヤの意志を伝える。この場合もオフィシャルの指示があるまで車輌から降りては
ならない。ただし火災等の緊急時は除く。
(4)転倒車が発生した場合は、原則としてオフィシャルの判断によりレースを中断し、これを
コース外に排出する。
3)出場不可、ピットイン、リタイヤ、失格
(1)競技中にピットエリア以外でドライバーが車両から降りた場合、失格とする。
(2)転倒、スタック、故障等で停止した場合、自力回復以外は原則としてリタイヤとなる。
(3)ゼッケンが判断できない場合(※1)や、車輌の重大なトラブル(※2)等、オフィシャルが
ピットインを命じた時は ドライバーはただちにピットインしなければならない。
ピットで修理を実施しても、オフィシャルが車輌の状態を再出走不可と判断した場合はリタイヤ
とする。また、バンパ・マフラー等の部品が外れそうな場合も同様とする。
(※1) 脱落、汚損等によりゼッケンプレート及び紙ゼッケン双方が識別不可となった場合
(※2) マッドフラップの不備(詳細後述)、コースの障害となる部品の脱落の可能性や、
オイル・燃料の漏れ、ドアやウィンドウ等安全に関わる部品の破損・脱落など
(4)レース参加車輌はオフィシャルが示す旗の指示に従わなければならない。指示に従わない場合は
オフィシャルの判断によりそれを失格にできる。
4)オフィシャルが示す旗の意味
(1)黄 揺動 :前方に危険あり。速度を落す。追い越しは禁止。
掲示 :掲示箇所より先は追い越し禁止区間。
(2)赤 揺動 :レースの中断。競技車はただちにその場へ安全に停止。
下す :赤旗の解除。レースの再開(・・・次頁 7)レースの再開を参照)
(3)青 掲示 :後方より速い車が接近していることの通知
揺動 :後方の明らかに速い車に走行ラインを譲って、先行させること。
(4)黒 掲示 :ピットイン(ゼッケン番号のサインボードと併用)
5)ペナルティ
(1)黄旗区間での追い越しは1周の減算とする。
(2)赤旗無視による停止違反は3周の減算とする。
(3)ピットレーンの速度超過違反は2周の減算とする。
(4)故意による接触、追突は3周の減算とする。
6)抗議
(1)本戦における全ての抗議は、これを受け付けない。
7)レースの再開
(1)赤旗解除によるレース再開は、競技運営委員長の無線指示による各オフィシャルポストの
5カウントにより赤旗が下されて再スタートする。
4.安全装備: 全クラス共通
1)ドライバー
(1)ヘルメットはJIS、SNELL、自動二輪用のSG規格以上(半キャップタイプは不可)。ただし
フロントウインドウが無い車両についてはフェイスシールド付ヘルメットまたはゴーグルの
着用を義務付ける。また、レース中の破損によりフロントウインドウを取り外して走行する
場合も、フェイスシールド付ヘルメットまたはゴーグルの着用を義務付ける。
(2)乗車中は長袖長ズボン、グローブを着用すること(軍手は不可)。
2)内装
(1)純正以上のロールバー(幌タイプ車のみ義務、バンタイプは装着が望ましい)。
(2)4点以上の競技用シートベルト(純正3点は不可)。取り付けは、純正のシートベルトアン
カーの使用を可とするが、新設する場合にはフロアパネルに80c㎡以上の面積を有する板厚
3mm以上の当て板を使用して取り付けることを義務付ける。
(3)シートの交換は可とするが、車体への取り付けは溶接されているナット又はボルトに取り付
けること。
3)外装
注:今回のレースは大小の石だらけのコースで、跳ね上げる石の大きさが大きいため、下記
(1)については後続車安全確保のため特に厳重に運用する。
(1)四輪に有効(※)な飛び石防止のための泥除け(目的は石とび除け)を装着すること。
※有効とは:強度・剛性を十分に有し、取り付け幅はタイヤ接地面の幅から外に50mm以上、
内側に30mm以上、高さは飛び石を低減できる位置で、かつ、取り付け部を含む泥除け全体の
強度・構造がノーマル部品程度に堅牢であること。泥除けの下端は地上より150mm以下とする。
※ 車検時に計測し、不適合の場合は出走できない。決勝走行中に基準不適合が発見された
場合はただちにピットインし、オフィシャルが修理完了を確認するまで走行できない。
※ 泥除けの適合可否については競技委員長の判断とし、試走確認等も行う場合がある。
(2)室内外に最低一つ以上の後方確認用のミラーを取り付けること。
(3)ガラス製のランプ類にはテープを貼り、飛散防止の事。ただし、衝突において破損の心配が無い
構造の場合は飛散防止措置を取らなくても可とする。
(4)車両前後にバンパーを取り付けること。
(5)車両の前後に牽引に十分耐えうる強度を有するクローズドタイプフックを備えること。
※JB系の純正フックは船積み用の荷縛りフックで強度不足のため牽引フックとは認めない。
(6)ブレーキフルード及びパワステフルードのリザーバータンクキャップにはテーピング等の有効
な固定をすること。
(7)バッテリーの確実な固定と、+端子および配線の有効な絶縁を行うこと。
5.車両規則
◆全クラス
(1)側突時に有効なドア、又はバーを装着の事。SJ10、SJ20はメタルドア 又はホロドア
+純正以上のドアバーが必要。SJ30Fはハーフメタルドア以上の側突ガードを装着する事。
バーの場合は、有効なネット等を装着のこと。
(2)ドアヒンジの改造(クイックヒンジ等)は不可。
(3)ウインドウシールドの取り外しは不可。
(4)ドライバー側は、ドアガラス、ホロドアスクリーン、又は有効(※)なネットを装着のこと。
※有効とは:走行中及び転倒時にドライバーの手や体が車外に出るのを防ぐことができる構造、
強度を有していること。
(5)合法的改造車であってもエンジン・補機やサスペンション構造の大幅な変更がある場合は改造
クラスとする。
◆全クラス共通事項
(1)マフラー系(エキゾーストマニホールド含む)の交換可。ただし有効な消音器を備える事。音量
は車検時に近接計測方式において100(90に変更検討中)db以下であること。
入賞者は再車検を行うことがある。再車検時の計測で不合格の場合、入賞を取り消す。
(2)タイヤチェーン、パドルタイヤ、ダンパータイヤの使用は不可。
(3)上記に記載されている以外の箇所においても、車検時に不適切と判断した場合は改善を求めます。
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◆ビギナークラス5周レースについて (10月22日(土)開催予定)
(1)会員継続手続きをしたJCJ会員かつ支部会員のみが出走できる。ただし、競技運営委員長が
特別に認めた者の出走を認める。
(2)ヘルメット・グローブ・長袖・長ズボン着用のこと。
(3)過去に耐久レース等に参加したことがないこと。
(4)出場5台以上で成立、最大20台までとする。
(5)車検切れ・ポンコツ等も可とするが、壊れてもいい、他車にぶつかってもいいという走りだと
オフィシャルが判断した場合、その場で黒旗・失格とする。
(6)本レギュレーションの4.安全装備と5.車両規則、競技内容以外については原則として
本レギュレーションに準ずるものとする。
*事前申込みを原則とするが、許容台数より少ない場合は当日(土曜日)13時まで受け付ける
(参加費用1000円は当日支払うこと)