JCJジムニー耐久レース中止に関して
今年6月の支部長会議にて、ジムニーカーニバルとは別のタイミング(9月23日)に大町で耐久レースを開催したい旨を、本部より提案させて頂きました。もし実施した場合の出場台数を挙手にて確認したところ14台あり、欠席されていた支部があったり個人会員での参加も過去の例では数台あったため、15台から20台程度は集まるという予測のもとに当日、会議席上で開催することを決定しました。
しかし9月5日の締切までに申込みがあったのは6台、遅れて2台の計8台に留まり、残念ながらレース中止の判断をさせて頂きました。(8台のうち4台は上記14台以外の申込みです)
磐田市竜洋海洋公園での耐久レースを実施していた数年前にもオフィシャルや計測などを責任を持ってやって頂けるメンバーを集めるのに苦労していましたが、今回は計測に人手が回せそうもなく、トランスポンダ(自動計測システム)を導入せざるを得ず、会場費及び計測関係費用の実費だけで25台以上の参加が必要な状況になっていました。
このため、今回の主催を引受けて頂いた東日本支部から、会場のレンタル費、計測費用ともに大幅な値引き交渉をして頂き、また多くのJCJ会員にとって初めてのコースであるため、このコースでのポスト要員の経験がある東日本支部員に、前日準備と当日のオフィシャルをお願いしました。中には無理に仕事を休んだり他の用事をキャンセルして頂くなど、かなりの無理もお願いしており、そのレースが突然中止になってしまった訳です。
支部長会議の際に、確実に出場決定でなくてもいいから、という前提での問い掛けに対する挙手の人数で開催を決定した責任は
本部にあります。しかし14台のうち不参加となった10台の方全員に事情を確認させて頂いたところ、いろいろ忙しくて、とか他のレースが入って、といった、日程を決めた上での参加表明を覆すには大人げない理由の方が数名いらっしゃったことは非常に残念で悲しく思います。
耐久レースに限らずJCJの全てのイベントや会議は、すべて会員相互の手弁当、無報酬で行っています。レース等も当然同様で、参加費が他のレースより安いのはその為であり、この形を続けていく為には、お手伝いのみならず各イベントの主催なども各支部の皆さんにやって頂くことが必要不可欠です。
残念ながら今年度の耐久レースは中止となりましたが、JCJはジムニーで楽しく遊ぶという共通の趣味を持つメンバーの集まりであり、その遊びの上で初めてキャンプイベントや宴会が楽しくなる筈です。耐久レースに関しても、近いうちに再度、来年度の開催の場合の参加台数の確認を行い、開催費用も抑える形を工夫しながら、今年度の準備が無駄にならないようにしたいと考えておりますのでご協力のほどお願い申し上げます。
文責:日本ジムニークラブ 副会長 清水純